青森県防災士会青森支部では、青森県立青森中央高校の「総合的な学習の時間」で実施している「あすなろ学」での課題研究に協力しています。
平成29年度の取組みについてのご紹介は、今回がラストです。
⑤9月29日(金)、青森中央高校2年生防災研究班山口ゼミの生徒(男子1名、女子10名)が、青森大学をインタビューのために訪れました。
(青森大学と青森県防災士会は連携協定を結んでおり、今回ご協力いただきました)
1つの班は「外国人の防災意識」をテーマに研究しているということで、青森大学の留学生の方々と日本語や英語を交えながら楽しくお話していました。
「あなたの国には避難所がありますか?」「日本に来て地震を体験してどうでしたか?」「常備している防災グッズはありますか?」等の質問に、留学生たちは丁寧に答えてくれました。すっかり打ち解けたようで、閉会の際には「もっと話したい!」との声があがっていました。この班は、将来語学を生かした職業に就くことを希望している生徒で構成されているということで、今日の国際交流の体験を生かしてほしいですね。
もう一つの班は「青森中央高校が避難所になったら」のテーマで研究しているそうで、青森大学事務職員で防災士、青森支部にも所属している阿部慎也さんに、東日本大震災時の体験談や、教育機関として大学として取り組んでいる災害対策等についてお話を伺いました。この班は、将来教員になることを目指している生徒で構成されているということで、今日学んだことを将来、教育現場で生かしてくれることを願います。
最後はみんなでハロウィーンのディスプレイの前で記念写真。次の日から大学祭ということで、盛り上がっていたキャンパスでした。